各都道府県行政書士会の会費・入会金
行政書士として、開業して業務をするためには、各都道府県の行政書士会を経由して全国行政書士会連合会に登録してかつ、各都道府県の行政書士会に入会する必要があるわけです。
連合会の登録は、事務所を移転するなどなければ、一度なのですが、基本的に、各都道府県行政書士会に所属しないといけません。
その時に、連合会への登録料関係の費用の他に、各行政書士会の入会金と最初の行政書士会会費がかかります。連合会への登録料等の費用は同じなのですが、行政書士会への入会金と毎月の会費は各都道府県行政書士会によってまちまちです。
それも、安いところと高いところでは、びっくりするくらい違います。
そこで、平成25年3月時点で会費と入会金を比較できるサイトは存在していなかったので、調査して、全国の行政書士会の入会金と会費を各都道府県行政書士会ごとにまとめてみました。
これから、行政書士になる人が入会金と会費を知ったり、会費と入会金が行政書士会によってこんなに違うんだという事を比較して知りたい方は、ご参考ください。
ひょっとしたら、間違っている個所もあるかもしれませんが、直接電話で聞いたりして調べました。
なお、平成25年3月時点での調査です。とはいえ、会費や入会金を大幅に値上げすることは、かなりの正当な根拠がないと各行政書士の反発を食らうので、大きく上がることはまずないと思います。まあ、下がることもないでしょうが…
で、さらに厄介なのが、各都道府県行政書士会の支部会というものがあったりします。この支部会にも会費が必要だったりするところもあります。下手すりゃ、入会金までいる支部会もごくごく一部に。
もちろん、金額は、都道府県行政書士会と比べたら、支部会費は、はるかに安いのですが、負担になることは間違いなしです。
そして、さらに、政治連盟への会費(ほとんどは月300円から600円)というものが必要という事になっているところもあります。しかし、これ、おそらく憲法違反なんですね。だから、任意の所がほとんどです。
この支部会費と政治連盟の会費は、法的に必要かどうか怪しいので、払いたくなければ各都道府県行政書士会に義務かどうか、法的な根拠を示してもらいながら聞いてみてください。なので、支部会費や政治連盟会費は詳しくは調べていません。
ただし、自分の行政書士としての立場が悪くなるリスクはあります。でも、自分で頑張って成功させるという意思があれば、そんなに問題ないと思います。
でも、登録の際は揉めずに素直に払いましょう。でないと、登録自体に影響がないともいえません。
ちなみに、私は、政治連盟の会費は任意なので、支払っていません。でも、登録の時は素直に払いました。そして、所属行政書士会に支部会はありませんので、支部会費も支払う必要もありませんでした。
そもそも、支部会自体の考え方が間違っていると思います。天下りが関係しているなんてもいわれていますし…でも、まあ、義務と言われたら仕方ないですが…
支部会に関しては、各都道府県のページには、どんな支部会があるのかほとんど書きました。
と、色々と書きましたが、あくまで私の考え方です。とはいえ、行政書士会の入会金と会費は、法律で決まっていることなので、しっかりと払ってください。
各行政書士会の入会金と会費ページへの目次
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成功の為に!行政書士を開業する前にすること
行政書士試験を合格して、登録しても、儲けるどころかはっきり言って業務すらできません。なぜなら、試験と実務はあまりにかけ離れているからです。これは、士業の試験全般に言えることですが、知識はついても書類の作成の仕方が分からなかったり、依頼者との接し方などが分からないからです。
これらを、試験勉強で学ぶことはできないわけです。
では、どうすればいいのかというと、まずは、行政書士実務がどんなものか、学んでください。それが行政書士を開業し成功への一歩です。ちなみに、私も行政書士の開業通信講座を受け、様々な業務の手続き書式や業務の進み方を学びました。
私のものとは違いますが、こういうものですね。紹介しておきます。
行政書士開業セット
こういうものを活用して、まずは実務の知識をつけてください。
そうすれば、クライアントの相談も自信を持ってすることはできます。
というか、なんの知識もなしに開業するのは、Tシャツで冬の富士山に登山するようなものです。
あとは、経験です。最初は苦労しますが、やっていくうちに必ず実力がついて自信が持てるようになります。
とにかく、最初はどこかの行政書士事務所の補助者として雇ってもらって、実力を積んでから開業しようというサラリーマン感覚でいるのであれば、開業なんてしないでください。はっきり言って無理です。あなたはこれから経営者になるわけですからしゃんとしてください。
そして、その次に、仕事の取り方、いわゆる顧客獲得のノウハウを知ることです。はっきり言って、開業しただけで依頼者や相談者は来ません。これ当たり前です。
正直、私も最初はここで苦労し、何年もお小遣い程度の売上しかない行政書士でした。もちろん、今はそんなことはなく専門分野では、日本屈指の実力を持っているつもりです。今は、成功者が自分のノウハウを情報として販売していますから、正直うらやましいです。
そこで、行政書士を開業してから儲けるためのWEBノウハウも紹介します。
ちょっと高いのですが、この程度の投資ができないのであれば、開業はやめたほうがいいですよ。
今の時代、インターネットを活用できない行政書士が成功する事なんかほぼ不可能です。知っているのと知らないのでは大きな違いを生みます。こういったノウハウをしっかり実践し、行政書士で開業ダッシュし、ザクザク儲けてみてください。
なお社労士や司法書士など、他の資格での開業でも応用はききますよ。
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